seigikann’s blog

歩んできた警察人生、成長していく中で分かってきた組織の闇と腐敗した体制を公開、小説、エッセイ、日記的に楽しんで頂ければ幸いです。

体育大会~虚弱体質とタイミングの悪い男~そこで体調壊すのかよ

警察ではどうしても24時間勤務が存在するので、体力というものがどうしても求められます。
警察学校では、体力向上を目的とした体育大会なんてものも存在します。

これは各期、とくに高卒で警察学校に入った連中とと大卒で警察学校に入った連中がバチバチになりますね。

過去に大卒の期と合同柔道授業があり、授業の後半でみんな誰でもいいので乱取り開始といわれ大卒の期の方と柔道をしたことがあります。
その際大卒の頭の悪い人から「おい、おまえたち高卒は出世もしないし、俺たちの未来の部下なんだから今のうちに挨拶しておいたほうがいいのではないのか?」と嫌味を言われました。

たしかに警察は古臭い年功序列で出世が決まる時期もありましたし、その当時、今もしうですが高卒は出世の速度が大卒よりも2年ほど試験権利がつくのが遅いのです。

例えば高卒18歳拝命から巡査部長の試験を受ける年齢が23歳、最短コースで24歳で巡査部長、(私のパターンですね)
大卒では3年で試験を受けられる。
巡査部長から警部補へは高卒は3年経験、大卒は1年半の経験で昇任試験を受ける権利がつきます。(この権利がないと昇任はできません)

今の時代高卒だからとか大卒だからとはどうでもよいのですが、日本は今でも大卒が必須条件とか無意味な必須条件がありますよね。これで優秀な高卒の人の採用を確実に逃している企業は多いと思います。

学力と仕事は違います。

しかしながら、企業側の考えもわかります。
ちゃんとした企業からすれば、「大卒までいくような人努力できる人だからこそ、企業でも努力して活躍してくれる、つまり即戦力になりうる可能性がある。ということなのでしょうが。
でも、各自家庭の事情があるのではないでしょうか
まあ、いまさらながらそんなことはどうでもいいですが。

そのアホの大卒君は私に喧嘩を売ってきました。私は柔道こそ警察学校でやり始めた素人ですが、バックボーンは格闘技です。
はい、3分の間に5,6回はぶん投げました。
身体を浴びせて、彼は悶絶して涙目で「ひいひい」言いながら去っていきました。

後に彼は退職したらしいですが、残念。のちの部下にする予定だったのに。

彼ほどのアホはそうそういませんが、やはり大卒は高卒を見下している感はありました。
ちょっと見下す意味がわかりませんが。仕事をしてもいないのに見下す・・謎

体育大会は、100メートル走、障害物競走など普通のものから大盾リレーという警備実施の盾も使用してそれをリレー代わりに使う警察ならではのものもありました。

1か月前から、それに関する訓練を授業が終わった時間を活用してやっていました。
もちろん私もなんらかの選手になり精一杯訓練して、これはうちの期が優勝だろうというところまで来ていました。気持ち的に

そうして体育大会当時。。。はい風邪をひきました。私

ほんとうに使えない 緊張すると体調に現れるのです。
虚弱体質め 同期はみんな え?お前の穴どうするの?みたいな反応です。そうですよね、すいません。

当日はもふもふのジャンパーをきて集合写真だけ取って、あとは自室で寝てました。

なんというか、本当に本番に弱い、タイミングの読めない男です。

現場に出ても、この体質はなかなか治らず、先輩や上司には迷惑をかけることになるのはまだ知らない・・・・