seigikann’s blog

歩んできた警察人生、成長していく中で分かってきた組織の闇と腐敗した体制を公開、小説、エッセイ、日記的に楽しんで頂ければ幸いです。

決済システムの書類作成とアドバイス~暇な同期からの癒しのアイス

無意味なシステムの決済システムだとは当時はまだ気が付けず一生懸命書類を作成しました。
指導部長に確認してもらいました。
指導部長は一律目を通します

何の訂正ペンも入れず、しかしOKの印鑑も付かず、無言で書類をポイっと放りました。
まだ破らないだけましか?

?マークの私ですが、指導部長には理由が聞けなかった私は、女先輩に放り投げられた書類を見てもらいました。
彼女には訂正の権利はありませんがアドバイスくらいはくれるだろうと期待しましたが、どこが違うかとか見当違いなことをおっしゃっていたので、「この人は何もわからないのだな」とあきらめ自分で考えました。
もう一度雛形の書類を確認して、違うタイプの書類を参考にしたり、Myパソコンですから交番勤務が終われば独身寮に持って帰り休みの日は独身寮で書類作成に朝から取り掛かるといったことを続けていました。
独身寮には1年先輩、2年先輩とたくさんいるのでそのうちにだんだんと仲良くしてくれる先輩も現れます。
ですので、時間が合えば先輩の部屋にお邪魔をして書類作成のアドバイスを求めたりもしました。
中にはすごい先輩もいて、部屋にはコタツが鎮座してあり先輩はコタツに足を突っ込み定位置でパソコンを広げ書類作成、部屋のあちこちに「タフマン」などの栄養ドリンクの空き瓶が多数転がっていました。
先輩曰く「俺の班の交番は俺が全部書類を作成しなければならず、だれも手伝ってくれない、非番や休みの日も書類作成しないと間に合わないと、目を血走らせながら話していました。
こわ

そうこう試行錯誤するなかで、最低4回は書類を自分なりに訂正すると指導部長は無言でOK印鑑を押してくれるようになりました。
今思えば、ただのコミュ障害だったのだと思いますが、当時は?しかなく、どうしたらスムーズに書類を通せるかめちゃくちゃ考えました。
それは今となっては糧となりましたが。
悩みましたね、指導部長が話してくれないし書類も通させてくれない。
指導部長は「静」のいびりなら
女先輩は「動」のいびりでした。
seigikann君○○したの?掃除は?書類は全部あなたが作るのよ、などとほんとうにすべての交番の仕事雑用も含め私に回ってきました。
あんたは何かやったのか?というくらい彼女は何もしていませんでした。
もちろん一連の流れを見ているおじいちゃん所長はなにも言わず、お茶を毎日すするだけ。
くそが
先ほど紹介したすごい先輩のように私もなりました。Myパソコンを独身寮に持ち帰りタフマンを飲みながら書類作成・・・
そうだ、同期の彼もこのようになっているはず、ちょっと部屋に行ってみよう!
いつも遊んでいる同期も新人の時ばかりはひーひー言っているはず
どころが彼は、前回紹介したいつでも俺はいるよスタイルで、テレビゲームをしていました。
お疲れ
お疲れじゃねーよ 書類とか持って帰ってきてないの?てかパソコンは?
ああ、パソコンは交番に置きっぱなしだよ、寮にもって帰ってやるほど仕事もないしね。
交番って暇なのな

こいつ・・・

そう、交番が違えば仕事量もまるで違うのです。

その日から非番で独身寮に帰るとまず彼の部屋により愚痴を話、すっきりして彼の冷蔵庫にあるアイスを強奪して部屋に帰ることが日課?非番のルーティンになっていました。

マイペースな彼を見ているとなんだか癒されましたので、彼には私の心の汚れを押し付けていました。ごめんね

しかし書類は確実にうまくなりました。

でも相変わらず私と口を聞いてくれません。
なぜだ?他の人とは口を聞くのに
新人がとにかく嫌いなんだなー