seigikann’s blog

歩んできた警察人生、成長していく中で分かってきた組織の闇と腐敗した体制を公開、小説、エッセイ、日記的に楽しんで頂ければ幸いです。

警察学校学生の情緒

※ここらかは性的表現が出てきます。
苦手な方はご遠慮ください。
ただ事実をかいているだけですのでご理解ください。

さて、警察学校の学生と言っても18歳から29歳まで年齢はバラバラで中途採用の方もいました。
各部屋なバランスよく振り分けられ年長者が室長、その中で最年長が総代、二番目が副総代と言われ、学級委員長、副委員長みたいな感じでした。

車屋、元営業、元現場監督、元パチンコ屋、元暴走族、大学辞めてきたのも居ましたね。

それぞれでしたし家庭を持っている人は半分居ましたね。
私は若い部類にいたので独身で適当人間でした。

それでも一ヶ月もしないうちに男どもは結束を深めながら、リーダー気質、気弱な奴、お笑い担当、イジられ役、俯瞰して見るやつ、みんなの性質が分かってきます。

また、男しかいないし学生寮に缶詰、当時は2ヶ月しないと外に出られないイカれたシステムでしたので下が我慢できなくなる奴もちらほら

夜は一応22時には消灯で館内の電気が一斉に落ちます。
夜の当直の教官が警ら、つまり巡回にきて騒いでいる奴など注意しにきます。

この当直制度、こ教官たちからすると、れがないと給料に響きます。
特に警察署ではない学校や本部勤めは、残業手当、当直手当、現場手当など一切でないので給料自体は23から27万くらいをふらふらしています。

当時はわかりませんでしたが、よく生活していたなと感心しますし、世間が思っているほど警察は金がないですし薄給です。

話はそれましたが
夜みんな寝た頃を見計らい
うっ、うっ、、、、、はぁ〜
シュッシュッ
とカーテン越し隣のベッドから聞こえてきます。

カーテン越しとは病院に入院したことのある人ならわかるかと、病室の患者ベッドあれです。

翌朝、教場では授業が始まるまでそいつはいじられます

「お前昨日しただろ?」「いや、してないよ(汗)」
「いやしていた!」「してねーよ!」「イカくせーんだよ!」
彼の事情により、においがやばいのでトイレでやるルールが設けられました。彼曰く1ヶ月分を絞りだしたと後に自白していました。
証拠の王様は自白です。

全員男の子なので仕方がないです。

しかし、トイレもにおいがきつく古く窓枠が木製でしたので夏は暑いくさい、冬は寒いくさいでした。