警察学校では、卒業前になってくると、期会なる飲み会が開催されます。
学校では基本飲酒は禁止、みんな外泊時に飲んだりします。
外出で初任科生が酒飲んで警察学校に帰ってきたなんてバレたら締め上げられ吊しあげになりますし、普通にバレます。
特に我々は大人しい人種とは真逆の人たちなので外出、外泊後に必ず教官が来て世間話と言う飲酒確認、また悪さしてないか確認をします。
刑事あがりの教官は完全に取調べです。
期会は教官が店や時間バスなとすべて決めるので我々はそのタイムスケジュールに沿って団体行動するだけ。
大手を振って飲める絶好の機会なのです。
最初はみんな様子みながらチビチビ飲み始めますがさすが獣たち
15分間もすればみな本性むき出し
教官と飲み勝負したり、店員さんナンパしたり
でも酒グセ悪く険悪にはならないのが我が同期
最終は楽しかったね、で終わります。
飲み会は酒の強い人、弱い人様々ですがみんな一様にストレス発散とばかりに追加注文しまくります。
店員さんが追いつきません。
教官発で警察官は酒も強くなければだめだ
「酒の一滴は血の一滴」
名言出ました。
アルハラMAX発言
これ機動隊でも言われてたな。
警察の金言なのか？
教官を潰そうと同期数人が集まり勝負しました。
結果惨敗
教官はすげー飲んでました。
でも、ふらふらしていて、鬼教官も人間なんだなーって感じました。
通常よりも感情の起伏がはけ敷く、時に怒ったり、笑ったりがすごく気持ち悪かったのです。
ふり幅が異常にでかい
ストレス溜まっているのでしょう。
まあ、原因は我々でしょうが。
帰りのバスを待つ間
少なくても、3人はゲロを吐いていましたね、スーツをゲロまみれにして、教官にまた怒られ、「これどうするのよ、バスにものれないじゃねーか！！こら！！」
で、バスはちょうどよく貸しきりなので、バスの中でスーツのズボンを脱ぎ、パンイチつまりパンツ一丁でバスに乗って帰りました。
一応仕事の飲み会公式なんでスーツでした。
なぜきれいに吐けないのか謎です。
しかし、バスはクリアできても警察学校の正門からはそうは行きません。
正門は、正面玄関には当直の教官が2名体制。
さらに、廊下を通過して寮がある棟へ行くには、教官室を通り、売店を通り、道場を通り、さらに寮棟の入り口の後輩たちがたむろしている談話室前を通らなければ我々の部屋がある棟へは帰れないのです。
後輩期には女性もいるので、さすがにパンツ一丁では歩けませんし、
刑法174条、公然わいせつ罪
にあたる可能性があるので、危険すぎます。
私はにやにやしながらその光景を見ていましたが。
話し合った結果、同期の酔っ払い度の少ない同期数名が急いで部屋まで言ってゲロ野郎のズボンを取ってくるに落ち着きました。
走している中、時間的にまだ後輩たちが外をランニングしても大丈夫な時間だったので、数名ランニングして警察学校敷地に入ってきていました。
パンツゲロまみれ野郎３人は、急遽、学校裏の芝生に寝そべり、暗闇の中息をひそめることに、私たちはそれを見て、ゲラゲラ笑い、結果後輩の女性にばれるという事態に。
私は、ごめんなさい、今日は期会で教官も公認なので、静かに見守ってください。とお願いをしました。
そんな悲惨な状態で数人がゲロまみれパンイチでかえるものですから当直教官も、前代未聞だとご立腹
翌週鬼教官が幹部からヤキ入れられていました
で翌日、鬼教官から我々がヤキを入れられました。
完全に八つ当たりです。
あー、北海道警察は今日も平和だな
余談
当時はお酒飲みまくりでしたが、私は現在断酒をしています。
本日で断酒49日目、効果は
寝起きが異様に良いこと
疲れなくなった
だるさがなくなった
などが挙げられます。
断酒を決めた理由ですが、世界保健機関（WHO）はパブリックヘルス専門誌『The Lancet Public Health』の中でアルコールに安全な量はないと言い切った、との記事を見かけたことが切っ掛けでした。
酒は一滴でもがんの発症リスクは上がると
また、お酒は「百薬の長」などと言われていた
起源ははるか昔、
西暦８年から20年ごろに中国を支配した、
「新」の王莽という皇帝が発した言葉です。
この皇帝は財源として酒税を創設し、
その際に消費を促進するために、
以下の文句を民に宣布したと言われています。
らしい、くそが
税金のためかいな
なのでもう酒は飲みません。最近また酒税が上がりましたがね。
国は、私たちに健康でいてほしいのか、
ガンでもなんでも税金はとにかく納めろよくそが
どちらを思っているののでしょう。
おそらく後者でしょうが。
