seigikann’s blog

歩んできた警察人生、成長していく中で分かってきた組織の闇と腐敗した体制を公開、小説、エッセイ、日記的に楽しんで頂ければ幸いです。

警察官の筋トレ事情と近代の筋トレ常識の変化~重たいの挙げたもん勝ち

警察学校では、これまた体力増強を目的として筋トレルームが完備してあります。
ダンベルなどの最低限のものは用意してあります。


特に人気なのがベンチプレス、うちの妻にも言われましたが、男の人ってベンチプレス大好きだよね。って

ちなみに、現在は妻と2人でジムに通っていて、健康リテラシーが高い夫婦となっています。

警察学校の学生は、通信簿?という成績表に勉強の成績や日常席活の態度と、そして警察学校の敷地内約2キロをランニングするというランニング点、また筋トレ点なるものが存在し、ランニング表では各個人の氏名が書いてある欄に◎月〇日ランニング〇周 という感じで記載する欄があります。
つまり2周で4K 5周で10K 走ったよということです。

それが10か月間毎日日誌という形で一日一日の表で作成してあります。
また筋トレも同じで氏名の横の欄に筋トレ〇分です。
あと柔道日誌、剣道日誌、逮捕術日誌などもありました。

これを10か月間毎日日めくりカレンダーのように紙を印刷して我々の期専用の簿冊に綴っていました。 

作成した教官がたお疲れ様です。

それを毎月毎月集計して、今月のMVPのように発表して成績表に反映させるのです。しかし内訳は不明ですので、教官から可愛がられた生徒が得をしたのは間違いはないでしょう。
人間ですから、好き嫌いや合う合わないはあると思います。

特に筋トレルームでは後輩期との筋トレ合戦が勃発します。

特にベンチプレスのベンチは1基しかなく人気なので並びます。

それで、〇㎏挙げた!などと盛り上がるわけです。

私で130㎏が限界でした。

当時は重いのを上げたやつがかっこいい、みたいな筋トレの基礎も知識もない感じでとにかく重たいのを挙げていた感じです。

でも、続けていればそれなりに筋肉も付きますし、体力も向上しますよね。

今は科学も進歩して
最近の研究では

高強度の筋トレ(1RM80%)を5回と低強度の筋トレ(1RM30%)を25回であれば、回数の総負荷量が高い方が筋タンパク質の合成率が高いことが結果としてわかっているらしいです。

つまり、今は昔と違い 重さ ではなく 総負荷量つまり回数の多い方が筋トレの効果は高いということです。

またタンパク質の摂取時間について、これは昔も今もある程度同じで筋トレ1時間から3時間の間にプロテインを摂取すると筋肥大に効果的です。
しかも、さらに筋トレ後24時間筋肥大効果が持続しているというとこです。

筋トレしてすぐにプロテインを摂取する人はたくさんいるでしょうが、24時間に食事に気を払う人はあまりいないようで、ふろ上がりのアイスなど糖分のものをプロテインに替えたらより筋トレの効果が高くなるかもしれませんね。

 

アメリカの研究で、筋トレは週に1回と週に2回以上であれば、週に2回以上いくことを推奨してあり、1階であれば筋肉に対する刺激が不足しているといいます。

しかしながら、週に2回以上としてありますが、2回も3回も4回も筋肥大に対する効果という事で見ると変わらないらしいです。

つまり、週に2回正しい刺激を筋肉に送り込めばそれで効果は期待でき、3回も4回も筋トレに時間を使う必要はなく、他のことに時間をさけることが可能なのです。

単純に筋トレしたいって人は毎日通ってください。はい

 

警察学校時代や、警察官時代は筋トレについてとにかく重たいのを挙げるとやっきになっていましたし、筋トレの効果的なやり方など勉強すらしなかったから、あーもったいない時間を過ごしたなと感じる今日この頃です。

前述のランニング日誌や筋トレ日誌など、後で見返すと毎日何かしら運動していたな、と、あとあと頑張ったことが実感できる良い仕組みでもありました。
これはずらっと氏名が書いてある横の欄にランニング、筋トレなど項目に記録していきますが、警察学校の学生とは言えやはり人間、まるでゼロの人間もいました。

実際私はスポーツが好きな人間ですが、10か月運動ゼロというのもいて、私からしたら考えられませんが、ゼロ男からしたら運動しゃかりきにやる人間を信じられないと感じているのでしょう。

そうして、現場にでた警察官は学生時代にすら体を動かさないものですから、現場ではもっと運動しません。
また学生時代に運動していた警察官も現場に出るとほとんど運動しません。
警察署は運動する機会がないのです。

というか運動する気がないのです。

はっきり言います、警察官は柔道や剣道をやっていて何かしら鍛えていて強いというイメージでしょうが、そんなことはない
はっきり言って、そこら辺の人よりも弱いです。

私や一部の人間が逮捕術や柔道といったものや自身でジムにいったり町の格闘技道場に通ったりしているだけで、他の警察官はほんとうに100メートル走ることすらできないでしょう。
ではなぜ犯人を制圧することができるのか?答えは数です。
制服を着た警察官が付近の交番や自動車警ら隊の応援をもらい数で取り押さえるのです。
だから制圧できるのです。警察24時とかもそうではないですか?1人の犯人や不審者に対して常に3,4人で取り囲んではいませんか?はいあれです。

実際1人でいる警察官はビビっています。いつ襲われるのか?怖いのです。

北海道の最大の歓楽街すすきのあたりで、もめ事を起こして110番通報されて最初に駆け付けるのはせいぜい2,3人なので、最初に駆け付けた警察官くらいなら私1人で制圧できます。
で、人数が集まってきたら逃げる、大げさではないです。
みなさんもやってみては? はい後で捕まりますね。
私が上司になり、部下に対し術科(柔道など)を訓練しようと呼びかけても、今日はちょっと・・・などと断られていました。
通常は若い人の方が体力があったり強かったりしそうなものですが、当時上司の私が一番強かったし体力がありました。当時の私のあだ名はブルトーザーでした。

 

おいブルトーザーが今日は訓練していこうって誘ってきたぞ

 

くそガキどもが

だから貴様らは弱いのだ