seigikann’s blog

歩んできた警察人生、成長していく中で分かってきた組織の闇と腐敗した体制を公開、小説、エッセイ、日記的に楽しんで頂ければ幸いです。

後輩期の彼女とエロ班長

警察学校にもラブ・ロマンスがひそかに繰り広げられています。
我々の期にもイケメントップ3がおり、その中の一人が後輩期の女子とお付き合いしだしたと報告がありました
報告というより、手を出すなよってことです。

彼女は大卒、イケメンは高卒ですが、我々の期は前職持ちが多く彼も前職持ちでした。
だから彼のほうが年上なのです。

実際彼女は警察学校内でも有名で、たいした美人でした。
こんな美人が獣の巣にくるなんて

傍から見るとなかなかのお似合いで毎週月曜日には、週末デートした時のノロケを聞くのが同期のルーティンに追加されました。

そんな中、授業で体育があり、体育の教官は2名
その中の班長と呼ばれる、通称「歩く生殖器」が問題教官でした。

彼は警察官を退職して再任用で学校に雇われ体育教官になりました。
班長とは警部相当
そしてなぜ体育教官か?

彼は現職時マラソン特練でした。
ラソン特練とは
柔道などの特別訓練生と同じで全国警察のマラソン大会に勝つためだけに存在しています。
ちなみに今は廃止になり、マラソン特練は解体されています。

つまり、毎日仕事で走っていたのです。

だから体育教官なのです。

彼は学生の体力増進に一役かっていたの
かな?

警察学校の体育は様々な事をします。
テニスだったりマラソン、サッカー、バスケ
シャトルラン
など

たしかに運動神経はよいのですが、頭が悪い
異名のとおり女が大好きなんです。

当然といえば当然ですが、美人な彼女も狙われました。

授業中常に彼女の近くにいますし、スキンシップしまくり、髪を触り、髪がきれいだねとつぶやき
指導と称して後ろから抱きついてテニスの素振り

漫画見たいなセクハラをしてきます。

極めつけは毎授業あとに週末飲みに誘われると言うのです。

自身が警察職員であること、場所が警察施設であることを失念しています。

つまりバカなのです
彼の年齢は65歳を過ぎています。

そんな年をして何が楽しいのか?

おそらく再任用され、毎日がマンネリで退屈で
しかも学生は自分の言うことを「はいはい」と素直に聞く

自身は偉いのだと、自身に彼女らを従わせる能力があるのだと
勘違いをしているのです。

それゆえの愚行

つまりは単純に暇なのです。

暇とは身体を休めたりしてよいものですが、時には人を駄目にします。
やはり忙しく働いていてたまに暇なのがバランスがよいのでしょう。

人間はちゃんと働かねがダメになるのです。

そうではない人間も存在しますが、警察官という人種がそうなだけで、ちゃんと働けといいたい。

当然同期の彼氏は怒髪天をつきます。
抗議しようとわめきましたが、我々は権利のない学生
頭を使おうではないか

女学生のふりをして、身体を触られたなどと投書をしました。

彼はその後、いなくなりました。
投書がきっかけかわかりませんが、後日被害者がたくさん出てきたとかなんとか

そうして彼の愚行をあばく一端になったのであればよい

 

しかし、被害者がたくさんいたのであれば、本当に性被害の拡大を防いだ我々は本当に警察学校の革命を起こしたのか?謎ですが

 

これをきっかけにちゃんとした体育授業が行われればよいのですが。