seigikann’s blog

歩んできた警察人生、成長していく中で分かってきた組織の闇と腐敗した体制を公開、小説、エッセイ、日記的に楽しんで頂ければ幸いです。

警察学校潜入なのです

こんにちはseigikanです。
高卒ですぐに警察学校へ入学しました。
紙で入学案内が届いていたので、内容に沿って事前に送れる衣装ケースなど警察学校に送り、当日に持ち込むものはリュックに詰めて警察学校へと歩をすすめました。
ちなみに土地は北海道です。
北海道警察、道警とも言われていて、札幌市南区に学校は存在します。

当日、私が入校したとき付近には、北海道にしか存在しないセイコーマートという北海道にしか存在しないコンビニが一軒、居酒屋が一軒、小さいカラオケが一軒、書店?が一軒あるだけでした。
駅前ではなく森の中に学校はありましたので居酒屋があるだけでも驚きでした。
学校の正門では先に入校している学生の先輩にあたる人達が我々が来るのを今か今かと待っていました。

当時は大卒で半年の入校後、各警察署へ配置
高卒は10ヶ月の入校後、配置につくルールがありました。

私は緊張しながら正門をくぐると

先輩からの第一声が
「てめーダラダラ歩いてるんじゃねーバカヤロー」
でした。
ストレス発散とばかりに怒鳴られ、私は

しかなく、袖を捕まれ書類にサインさせられ、部屋のロッカーの鍵を渡され、
とにかく今日中に髪を短く切ってこい
とまた怒鳴られました。

警察学校は後に説明しますが、学校に缶詰めされる想定で建てられているので、売店、床屋(美容院ではないです)があり、生きていくうえで最低限?は揃っていました。

 

学校にて最初のミッションは床屋で坊主かそれに近い髪型にすることでした。

夜の警察学校の床屋は大繁盛で、我々のまだ名前もしらない同期連中が長蛇の列で並んで、出てくるとみな頭をシャリシャリ言わせながら坊主になって出てきていました。

今なら笑い話ですが、長髪でイケメン風の同期も丸坊主で面白かったです

今から考えると昭和でした。
いきなり新入社員に怒鳴る、たいした説明もなしにサインの強要
ありえませんよね、学生の間は軍隊のそれでした。